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さようなら、「Windows 10 Mobile」 ~Microsoft、2019年12月のアップデートを発表

Windows、IE、Office、SQL Server、Visual Studio、Skype for Businessなどが対象

2019年12月のセキュリティ更新プログラム

 米Microsoftは12月10日(現地時間)、同社製品を対象とした月例セキュリティ更新プログラムを公開した。現在、“Windows Update”や“Microsoft Update Catalog”から入手可能。今回のアップデートは、以下の製品が対象となっている。

  • Microsoft Windows
  • Internet Explorer
  • Microsoft Office and Microsoft Office Services and Web Apps
  • SQL Server
  • Visual Studio
  • Skype for Business

 なお、「Windows 10 Mobile」のサポートは同日をもって終了した。「Windows 10 Mobile」向けのOfficeアプリはまだ1年間サポートされるものの、OSには今後セキュリティパッチが提供されないため、利用の継続はお勧めしない。

Windows 10およびWindows Server 2016/2019、Microsoft Edge

 最大深刻度は“緊急”(リモートでコードが実行される)。“バージョン 1909”と“バージョン 1903”の更新プログラムの内容は同一だ。

 なお、OSセットアップ時にIMEでローカルユーザーが作成不能になる問題も今回のパッチで修正されているとのこと。

Windows 7/8.1、Windows RT 8.1およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2

 最大深刻度は“緊急”(リモートでコードが実行される)。

  • Windows 8.1/Windows Server 2012 R2 マンスリー ロールアップ:
    KB4530702
  • Windows 8.1/Windows Server 2012 R2 セキュリティのみ:KB4530730
  • Windows Server 2012 マンスリー ロールアップ:KB4530691
  • Windows Server 2012 セキュリティのみ:KB4530698
  • Windows 7/Server 2008 R2 マンスリー ロールアップ:KB4530734
  • Windows 7/Server 2008 R2 セキュリティのみ:KB4530692
  • Windows Server 2008 マンスリー ロールアップ:KB4530695
  • Windows Server 2008 セキュリティのみ:KB4530719

Internet Explorer

 最大深刻度は“重要”(リモートでコードが実行される)。

Microsoft Office、Microsoft Office ServersおよびWeb Apps、SharePoint

 最大深刻度は“重要”(リモートでコードが実行される)。「Office 365 ProPlus」では、「Word」や「Excel」、「PowerPoint」、「Access」の脆弱性が修正されている。

 また、Mac版「Office」、「Power BI Report Server」にもセキュリティアップデートが提供されているので注意。

そのほかの製品

 そのほかにも、以下の製品に対しセキュリティアップデートが提供されている。

  • SQL Server:重要(なりすまし)
  • Visual Studio:緊急(リモートでコードが実行される)
  • Visual Studio Live Share拡張機能:重要(なりすまし)
  • Skype for Business:重要(なりすまし)
  • Microsoft Authentication Library:重要(情報漏洩)