ニュース

Apple、「iCloud for Windows 10.9.2」を公開 ~任意コードの実行につながる脆弱性を修正

“Microsoft Store”から入手できるWindows 10専用バージョン

Appleが公開したセキュリティ情報

 米Appleは1月29日(現地時間、以下同)、「iCloud for Windows 10.9.2」をリリースした。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 「iCloud for Windows 10」系統は、“Microsoft Store”から入手できるWindows 10専用版。Windows 7以降で利用できる「iCloud for Windows 7」系統(インストーラー版)と異なり、クラウドファイルを必要に応じて自動ダウンロードできる“Files On-Demand”や共有リンクの生成をサポートしている。

 同社のセキュリティアドバイザリによると、「iCloud for Windows 10.9.2」で修正された脆弱性はCVE番号ベースで7件。「WebKit」や「ImageIO」、「libxml2」で発見された任意コードの実行につながる恐れのある欠陥が修正されている。

 なお、「iCloud for Windows 7」系統のアップデートは28日にリリースされているが、CVE番号の割り振られた脆弱性の修正は行われていない。

ソフトウェア情報

「iCloud for Windows」ストア版
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.9.2(20/01/29)