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Apple、「iCloud for Windows 10.9.2」を公開 ~任意コードの実行につながる脆弱性を修正
“Microsoft Store”から入手できるWindows 10専用バージョン
2020年1月30日 15:43
米Appleは1月29日(現地時間、以下同)、「iCloud for Windows 10.9.2」をリリースした。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
「iCloud for Windows 10」系統は、“Microsoft Store”から入手できるWindows 10専用版。Windows 7以降で利用できる「iCloud for Windows 7」系統(インストーラー版)と異なり、クラウドファイルを必要に応じて自動ダウンロードできる“Files On-Demand”や共有リンクの生成をサポートしている。
同社のセキュリティアドバイザリによると、「iCloud for Windows 10.9.2」で修正された脆弱性はCVE番号ベースで7件。「WebKit」や「ImageIO」、「libxml2」で発見された任意コードの実行につながる恐れのある欠陥が修正されている。
なお、「iCloud for Windows 7」系統のアップデートは28日にリリースされているが、CVE番号の割り振られた脆弱性の修正は行われていない。
ソフトウェア情報
- 「iCloud for Windows」ストア版
- 【著作権者】
- Apple Inc.
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 10.9.2(20/01/29)