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Apple、Windows版「iTunes 12.10.2」「iCloud 7.15」「iCloud 10.8」をリリース
グラフィックドライバーやインストーラー、「Webkit」などの脆弱性を修正
2019年10月31日 12:00
米Appleは10月30日(現地時間)、「iTunes 12.10.2 for Windows」「iCloud for Windows 7.15」「iCloud for Windows 10.8」をリリースした。脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。
「iTunes 12.10.2」で修正された脆弱性は、CVE番号ベースで16件。システム権限で任意のコードが実行可能となるグラフィックドライバーの欠陥や「iTunes」インストーラーのDLLハイジャック脆弱性、「Webkit」のメモリ破損・ユニバーサルクロスサイトスクリプティング脆弱性が修正されている。
「iCloud 7.15」では、CVE番号ベースで11件の脆弱性が修正された。内容は「iTunes 12.10.2」とほぼ同様で、グラフィックドライバーの欠陥や「Webkit」の不具合となっている。
「iCloud 10.8」は、Windows 10専用の「iCloud」クライアントアプリ。「iCloud 7.15」で修正された問題に加え、「libxslt」ライブラリで発見されたメモリ破損の問題など、計16件の問題が解決されている。
「iTunes 12.10.2」および「iCloud 7.15」は64bit版を含むWindows 7以降に対応するフリーソフトで、現在、同社のWebサイトからインストーラーをダウンロード可能。すでに導入済みの場合は「Apple Software Update」から最新版へ更新することもできる。
一方、「iCloud 10.8」は“Microsoft Store”から入手可能。すでにインストールされている場合は、自動でアップデートされる。
ソフトウェア情報
- 「iTunes」Windows版
- 【著作権者】
- Apple Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 12.10.2(19/10/30)
- 「iCloud for Windows」インストーラー版
- 【著作権者】
- Apple Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 7.15(19/10/30)
- 「iCloud for Windows」ストア版
- 【著作権者】
- Apple Inc.
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 10.8(19/10/30)