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「Adobe Acrobat/Reader」にセキュリティアップデート ~最大深刻度は“Critical”

任意コードの実行につながる恐れ

「Adobe Acrobat Reader DC」

 米Adobe Systemsは3月17日(現地時間)、「Adobe Acrobat DC」および「Adobe Acrobat Reader DC」のセキュリティアップデートを公開した。今回のアップデートで修正された脆弱性は、CVE番号ベースで13件。任意コードの実行につながる恐れのある深刻度“Critical”の脆弱性も含まれており、警戒を要する。

 同社はセキュリティアップデートの適用優先度をすべての製品で“2”と定め、30日程度以内を目安に以下の最新版へのアップデートを推奨している。

  • 「Acrobat DC」(Continuous)v2020.006.20042(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader DC」(Continuous)v2020.006.20042(Windows/Mac)
  • 「Acrobat 2017」(Classic 2017)v2017.011.30166(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader DC 2017」(Classic 2017)v2017.011.30166(Windows/Mac)
  • 「Acrobat Reader DC」(Classic 2015)v2015.006.30518(Windows/Mac)
  • 「Acrobat DC」(Classic 2015)v2015.006.30518(Windows/Mac)

 「Acrobat DC」および「Acrobat Reader DC」はWindows/Macに対応しており、同社のWebサイトからダウンロード可能。すでにインストール済みの場合は、自動アップデート機能で最新版へ更新できる。