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Adobe、“Google ドライブ”向けのアドオンをリリース ~検索・閲覧・注釈は無償で利用可能

「Acrobat DC」のサブスクリプションユーザーであれば追加の機能も

「Adobe Acrobat for Google Drive」は“G Suite Marketplace”から無償でダウンロード可能

 米Adobe Systemsは2月20日(現地時間)、“G Suite”向けのアドオン「Adobe Acrobat for Google Drive」の提供を開始した。Googleが昨月末にリリースした“G Suite”アドオンにさっそく対応した格好だ。現在“G Suite Marketplace”から無償でダウンロード可能で、個人でも法人でも利用できる。

 「Adobe Acrobat for Google Drive」は、同社の「Acrobat」PDFツールを“Google ドライブ”に統合するアドオン。“Google ドライブ”に保存しているドキュメントを、“Google ドライブ”から離れることなく検索・表示可能で、PDFファイルへの注釈も行える。

 さらに「Acrobat DC」のサブスクリプションユーザーであれば、以下の追加機能が利用できるとのこと。

  • フォント、フォーマット、レイアウトを維持した高品質のPDFを作成
  • 削除、入替、回転による既存のPDFを変更および編集
  • PDF、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Microsoft Office、画像、テキスト、Adobeデザインファイルを含む複数のファイルタイプを組み合わせて1つのPDFにまとめ、保存および共有が可能
  • フォント、フォーマット、レイアウトを維持したまま、PDFを編集可能なMicrosoft Word、Excel、PowerPoint、またはRTFファイルにエクスポート
  • 電子サイン用に文書を送信し、進捗状況を追跡
  • すべての変更を自動的にGoogle ドライブに保存

 同社は“OneDrive”や“Dropbox”、“Box”との統合にも取り組んでおり、あらゆるユーザーにもっとも優れたPDFツールを提供し続けるとしている。

Adobe Acrobat Reader GSuiteM 12 02 19