ニュース

「Firefox 82」にまた不具合 ~連日のアップデート

特定の条件下で“WebSocket”のメッセージが重複して送られる

「Firefox 82.0.2」

 Mozillaは10月28日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版「Firefox 82.0.2」を正式公開した。前日に「Firefox 82.0.1」がリリースされたばかりで、連日のマイナーアップデートとなる。

 本バージョンでは、特定の条件下で“WebSocket”のメッセージが重複して送られてしまう問題が解決された。512KB以上の配列バッファーを送信する際、選択されたバッファーではなく、その前のバッファーを再送信していたという。この不具合は「Firefox 82」で混入したリグレッション(機能後退)で、「Firefox 81」では発生しない。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでに利用している場合は自動で更新されるが、画面右上のメインメニュー(横3本線アイコン)から[ヘルプ]-[Firefox について]へアクセスし、バージョン情報ダイアログを開いて手動でアップデートしてもよい。