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デスクトップ向け「Google Chrome 86」に再びゼロデイ脆弱性 ~修正版がリリース

v86.0.4240.198への更新を

「Google Chrome」v86.0.4240.198

 米Googleは11月11日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定版v86.0.4240.198を公開した。2件の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンでは、匿名の研究者から報告されたスクリプトエンジン「V8」における不適切な実装(CVE-2020-16013)と、セキュリティ機能“サイト分離”におけるメモリ解放後使用(use-after-free)の問題(CVE-2020-16017)が解決された。脆弱性の深刻度はいずれも4段階中上から2番目の“High”。悪用の事例も報告されており、警戒を要する。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)から手動でアップデートすることもできる。