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「Microsoft Edge」でも2件のゼロデイ脆弱性を修正 ~v86.0.622.69への更新を
深刻度の評価はいずれも“High”
2020年11月16日 09:06
米Microsoftは11月13日(現地時間)、「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v86.0.622.69を公開した。脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。
本バージョンでは「Chromium」がv86.0.4240.198へとアップデートされ、深刻度“High”の脆弱性が2件修正された。先日「Google Chrome」で修正されたものと内容は同じだ。
- CVE-2020-16013:スクリプトエンジン「V8」における不適切な実装
- CVE-2020-16017:セキュリティ機能“サイト分離(Site Isolation)”におけるメモリ解放後使用
いずれも悪用の事例が報告されており、できるだけ早い対処が必要だ。
「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」安定版はWindows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに新しい「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー(“…”アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。すぐにアップデートを受け取れない場合もあるので、その場合は時間をおいて再度試してみてほしい。