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Firefox派生ブラウザー「Pale Moon」の最新版が日本語化に対応

セキュリティ関連の修正も

「Pale Moon」v29.1.0

 Moonchild Productionsは3月2日、Webブラウザー「Pale Moon」の最新版v29.1.0を公開した。Windows/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 最新版の主な変更点は、日本語を含む13カ国語の言語パックが用意されたこと。日本語の言語パックを導入することで、ユーザーインターフェイスを日本語化できる。各種メニューのほか、設定ダイアログやツールチップに至るまで日本語化されるので、英語が苦手なユーザーでも違和感なく使えるようになるだろう。

 簡単に日本語化を行う方法は、まず「Pale Moon」で日本語の言語パックのページを開き、ページ下部の[Install Now]を押して拡張機能と同様の仕組みで言語パックをインストールする。次に、拡張機能「Pale Moon Locale Switcher」を同じようにインストールする。すると、ツールバー右上に地球儀型のアイコンが現れるので、クリックしてメニューを表示し、[ja - Japanese]を選択。“ja は Pale Moon の再起動後に有効化されます。”というメッセージが表示されるので、[OK]ボタンを押すと「Pale Moon」が再起動され、日本語化が完了する。

日本語の言語パックをインストール
「Pale Moon Locale Switcher」をインストール
地球儀型のアイコンからメニューを表示して[ja - Japanese]を選択
ダイアログで[OK]ボタンを選択して再起動
日本語化が完了する

 なお、本バージョンではセキュリティ関連の修正も行われている。既存のユーザーは忘れずにアップデートすることをお勧めする。

ソフトウェア情報

「Pale Moon」
【著作権者】
Moonchild Productions
【対応OS】
Windows/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
29.1.0(21/03/02)