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「EmEditor」v20.9が公開 ~ツールバーを改善、置換表現構文も拡充

Windowsプラットフォームで定番のテキストエディター

「EmEditor Professional」v20.9が公開

 米Emurasoftは7月14日(日本時間)、テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v20.9.0を正式公開した。64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 本バージョンでは、ツールバーを改善。基本ツールバーに好みの名前を付けられるようになったほか、右クリックメニューに[すべての基本ツール バー]、[すべての特別ツール バー]コマンドが新設され、ツール バーの表示・非表示をすばやく切り替えられるようになった。

基本ツールバーに好みの名前を付けられるように
右クリックメニューに[すべての基本ツール バー]、[すべての特別ツール バー]コマンドが新設

 さらに、置換表現構文には「$(Lines)」と「$(CsvColumns)」が追加。テキストを置換する際に行の数やCSVの列の数を含められる。ダイアログやツールバー、ウィザードなど、ファイルのパスを入力するコントロールも拡充されており、「エクスプローラー」からファイルをドラッグ&ドロップすることで手軽にパスを入力可能だ。

置換表現構文には「$(Lines)」と「$(CsvColumns)」が追加

 「EmEditor Professional」は、Windowsプラットフォームで定番のテキストエディター。プラグインで機能を拡張できるのが特徴で、CSVデータを扱うための機能も非常に充実している。有償ソフトだが30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。また、インストーラー版のほかにも、「Microsoft Store」から入手できるストア版が用意されており、年額2,350円で利用可能。最新のストア版は数日以内にリリースされる予定で、利用中の場合は自動でアップデートされる。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降
【ソフト種別】
シェアウェア 年額5,280円(永久ライセンスは23,760円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
【バージョン】
20.9.0(21/07/14)