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用途・目的に応じたレイアウトにすばやくスイッチ ~「EmEditor」v21.0が公開
Windowsプラットフォームで定番のテキストエディターが1年ぶりのメジャー更新
2021年8月17日 11:45
米Emurasoftは8月11日(日本時間)、テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v21.0.0を正式公開した。64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。本バージョンは約1年ぶりのメジャーリリースとなる。
「EmEditor」にはさまざまなツールバーやプラグインパネルが用意されているが、どれを表示しておきたいかは用途や目的に応じて異なる。そこで今回のアップデートでは、「EmEditor」の表示状態を「レイアウト」として複数保存し、[表示]-[レイアウト]メニューで簡単に切り替える機能が実装された。
初期状態では、以下の2つのレイアウトが用意されており、キーボードショートカットも割り当てられている。
- レイアウト 1:全画面表示([F11]キー)
- レイアウト 2:集中モード([Alt]+[F1]キー)
さらに、[カスタマイズ]ダイアログの[レイアウト]セクションでユーザーが好みのレイアウトを作成することも可能。コマンドラインオプション(/layout)で起動時にレイアウトを指定できるほか、14日付けでリリースされた最新版v21.0.1ではユーザーレイアウトにキーボードショートカットを割り当てる機能も導入されている。
そのほかにも、非常に長い行が存在する場合の選択範囲の変更、スクロール、正規表現を使用する置換処理が大幅に高速化された。
「EmEditor Professional」は、Windowsプラットフォームで定番のテキストエディター。プラグインで機能を拡張できるのが特徴で、CSVデータを扱うための機能も非常に充実している。有償ソフトだが30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。また、インストーラー版のほかにも、「Microsoft Store」から入手できるストア版が用意されており、年額2,350円で利用可能。最新のストア版は自動でアップデートされる。
ソフトウェア情報
- 「EmEditor Professional」
- 【著作権者】
- Emurasoft, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 年額5,280円(永久ライセンスは23,760円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
- 【バージョン】
- 21.0.1(21/08/14)