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「EmEditor」v21.1が公開 ~DirectWriteをデフォルト有効にしてカラー絵文字に対応
マクロの使い勝手も向上
2021年9月1日 16:08
米Emurasoftは9月1日(日本時間)、テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v21.1.0を正式公開した。64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
前回が約1年ぶりのメジャーリリースだったこともあってか、本バージョンにおける変更は比較的小規模だ。[マイ マクロ]でマクロを選んだり、ショートカットキーで実行しても既定のマクロが変更されなくなったのは、複数のマクロを使い分けるユーザーにとっては便利だろう(従来の動作にすることも可能)。また、マクロの右クリックメニューに[既定に設定]コマンドが追加され、手軽に既定のマクロを切り替えられるようになった。
そのほかにも、本バージョンでは既定で[DirectWrite を使用]オプションが有効化されることになった。カラー絵文字が使えるようになるのがメリットだが、とにかく速度を重視したい場合は無効化してもよいだろう。また、絵文字の扱いも改善されている。
注意点として、本バージョンではインストーラーのインストールタイプの選択(ユーザーごと、すべてのユーザー)が既定では無効化されている。「EmEditor」では将来のバージョンアップを安全かつ容易に実施するため「ユーザーごと」のセットアップが推奨されているが、どうしても「すべてのユーザー」でインストールしたい場合は公式ドキュメントで案内されている手順に従えばよい。
「EmEditor Professional」は、Windowsプラットフォームで定番のテキストエディター。プラグインで機能を拡張できるのが特徴で、CSVデータを扱うための機能も非常に充実している。有償ソフトだが30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。また、インストーラー版のほかにも、「Microsoft Store」から入手できるストア版が用意されており、年額2,350円で利用可能。最新のストア版は自動でアップデートされる。
ソフトウェア情報
- 「EmEditor Professional」
- 【著作権者】
- Emurasoft, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 年額5,280円(永久ライセンスは23,760円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
- 【バージョン】
- 21.1.0(21/09/01)