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DirectWriteをサポートした「EmEditor」v17.6.0が公開 ~カラー絵文字に対応

アップデートには手動での更新のチェックが必要となっているので注意

「EmEditor Professional」v17.6.0
[カスタマイズ]ダイアログの[テキスト レンダリング]セクション

 米Emurasoftは19日(日本時間)、定番テキストエディター「EmEditor Professional」v17.6.0を公開した。今回のアップデートでは“DirectWrite”をサポート。“ClearType”のサブピクセルレンダリングを利用した高品質なテキスト表示を実現したほか、カラー絵文字のレンダリングにも対応した。

 “DirectWrite”によるレンダリングは、[カスタマイズ]ダイアログの[テキスト レンダリング]セクションで有効化することが可能(既定では無効)。なお、カラーフォントのレンダリングはWindows 8.1以降でしか利用できないので注意したい。

既定のレンダリング
“DirectWrite”を有効したときのレンダリング

 そのほかにも、巨大ファイルにおける[重複行の削除]コマンドの動作が大幅に向上。[並び替え]コマンドのパフォーマンスも改善された。また、文字コード値のダイアログでUnicode名が表示されるようになったほか、“Markdown”記法向けの設定が追加されるなどの改善も盛り込まれている。

[ヘルプ]-[更新のチェック]コマンド

 「EmEditor Professional」は、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。価格は1年間の無償バージョンアップが可能な通常ライセンスが4,800円(以降のバージョンアップには年額2,400円の“保守プラン”の購入が必要)、アップデートの提供期間に制限のない永久ライセンスが18,000円となっている。30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。

 なお、v17.5.0に付属している更新チェッカーは、インストーラーの不具合により更新を自動検知できないとのこと。アップデートを行う場合は、[ヘルプ]-[更新のチェック]コマンドを手動で実行する必要がある。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降
【ソフト種別】
シェアウェア(通常ライセンスは税抜き4,800円、永久ライセンスは税抜き18,000円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
【バージョン】
17.6.0(18/04/19)