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衛星データ+AI画像認識=新しい駐車場探し ~検出ツール「Tellus VPL」α版を無償提供

駐車場シェアリングサービス「akippa」の課題を3社で共同解決

「Tellus VPL」の新規駐車場用スペース解析結果イメージ画像

 さくらインターネット(株)は8月19日、衛星データとAI画像認識技術を活用して新規駐車場用スペースを自動検出するツール「Tellus VPL」をアルファ版として公開した。衛星データプラットフォーム「Tellus」の公式ツールとして、同日より無償で提供を開始している。

 このツールは衛星データプラットフォーム「Tellus」を提供するさくらインターネット、AI・ディープラーニング技術のコンサルティング・開発を行うRidge-i、駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippaの3社で研究開発したもの。akippaは、全国の空いている月極や個人の駐車場、空き地など全国累計46,000拠点(2021年7月時点)を駐車場として一時利用できるシェアリングサービスを提供しているが、地図で候補地を探し、担当が現地に出向いて営業活動を行うことも多く、多大なコストを要したという。そこで衛星データとAI画像認識技術を組み合わせ、候補地を自動で探せるようにしたというわけだ。

 akippaでは2021年7月より、このツールを本格的に活用するため、駐車場開拓パートナー(代理店)との連携を開始しているとのこと。3社は引き続き、本ツールのブラッシュアップを行い、衛星データの実用化に向けて取り組んでいくとしている。