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フリーの高機能パケット解析ツール「Wireshark」v3.4.10が公開

9件の脆弱性に対処。一部は「Wireshark 3.2」にも影響

「Wireshark」v3.4.10が公開

 オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark 3.4」の最新安定版v3.4.10が、11月17日(協定世界時)に公開された。本バージョンは不具合への対策が中心のメンテナンスアップデート。脆弱性の修正も行われている。

 リリースノートによると、今回対処された脆弱性はベースで9件。各種ディセクターのクラッシュやループ問題が解決された。脆弱性の一部は「Wireshark 3.2」にも影響し、同日リリースされた最新安定版v3.2.18で対処されている。

 そのほかにも、I/O Graphsの互換性問題やプロトコルの対応のアップデート、不具合の修正も行われたとのこと。

 「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在ソースコードとWindows/Mac向けのインストーラーが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows向け最新安定版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows 8.1/10およびWindows Server 2012/2012 R2/2016/2019
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.4.10(21/11/17)