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Windows 10/11でVPNに接続できない問題が発生中
2022年1月のセキュリティパッチが原因で特定のIPSEC通信が失敗してしまう
2022年1月14日 08:38
米Microsoftは1月13日(現地時間)、2022年1月の月例セキュリティアップデートを適用したWindows 10/11環境で、ベンダーIDを含むIPSEC通信に失敗する現象が発生していることを明らかにした。L2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)やIPSEC IKE(IP Security Internet Key Exchange)を用いたVPN接続も影響を受ける可能性があるという。
この問題が影響するプラットフォームは、以下の通り。
- Windows 11 バージョン 21H2
- Windows 10 バージョン 21H2
- Windows 10 バージョン 21H1
- Windows 10 バージョン 20H2
- Windows 10 バージョン 1909
- Windows 10 バージョン 1809
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
- Windows 10 バージョン 1607
- Windows 10 Enterprise 2015 LTSB
- Windows Server 2022
- Windows Server バージョン 20H2
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
同社は現在、原因を調査中。回避策としてサーバー側の設定でベンダーIDを無効化する方法が案内されているが、すべてのVPNサーバーにベンダーIDを使用しないオプションが用意されているわけではなく、Microsoftやベンダーによる対応が待たれる。