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「Google Chrome」に4件の脆弱性、最高深刻度は「High」

Windows環境にはv114.0.5735.198/199が、Mac/Linux環境にはv114.0.5735.198が順次展開

「Google Chrome」にアップデート。Windows環境にはv114.0.5735.198/199が展開中

 米Googleは6月26日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)版をアップデートした。Windows環境にはv114.0.5735.198/199が、Mac/Linux環境にはv114.0.5735.198が順次展開される。

 今回のリリースは、先週に続くセキュリティアップデート。全4件の脆弱性が修正された。CVE番号が公表されている脆弱性は3件で、いずれも深刻度の評価は「High」。スクリプトエンジン「V8」の型混乱や、メディア・ゲストビューにおける解放後メモリ利用(Use after free)の欠陥が対処されている。

 また、内部監査やファジングで発見された不具合も修正されているとのこと。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。