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アンインストール支援ツール「WWatch」が12年ぶりのアップデート

アンインストールしてもファイルやレジストリを元に戻さない一部アプリをケア

「WWatch」v7.42

 アンインストール支援ツール「WWatch」が5月12日、v7.42へと更新された。一般に公開されたものとしては、実に12年ぶりのアップデートとなる。

 「WWatch」はシステム環境をチェックして状態を記録・保存し、アプリのアンインストールでどのように変化したのかを確認できるようにしたツール。アンインストールしてもファイルやレジストリを元に戻さない一部アプリをケアするために開発されたユーティリティで、復元されなかった項目(INIファイル、ファイル情報、レジストリ)のログを作成したり、元の環境へ復元する機能も備える。

システム環境をチェックして状態を記録・保存
アプリをアンインストールしても元に戻らない設定、削除されないファイル・レジストリをあぶりだす

 なお、動作させるためには管理者権限が必要。2週間の試用期間が設けられたシェアウェアで、価格は1,650円。他ユーザーのレジストリ取得などにも対応した「Pro」版は2,200円(いずれも税込み)。

 最新版ではWindows 10、Windows 11といった新しいOSがサポート。開発環境が変更された影響で、Windows 7 以前は非対応となった。また、古いOS向けのオプションが削除されている。また、「動作環境の設定」「動作全般」でタスクスケジューラーに登録するオプションが導入されるなど、若干の機能強化も図られている。

ソフトウェア情報

「WWatch」
【著作権者】
KAZA 氏
【対応OS】
Windows 7/10/11
【ソフト種別】
シェアウェア
【バージョン】
7.42(24/05/12)