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「OneNote in Copilot」がインクに対応 ~手書きのテキストもAIが把握・分析

「Microsoft 365 Insider」より順次展開

「OneNote」のAI機能「Copilot」がインク付きのノートに対応

 米Microsoftは6月29日(現地時間)、「OneNote」のAI機能「Copilot」がインク付きのノートに対応したと発表した。昨年11月に「OneNote in Copilot」が発表された当時はタイプされたテキストしか読み取れなかったが、デジタルペンで書き込んだ手書きのテキスト(インク)も認識・分析できるようになる。

 使い方はタイプされたテキストの場合と同じで、リボンから[Copilot]コマンドを実行し、サイドパネルを開くだけだ。「Copilot」はタイプノートと同様、インクノートの内容も把握しており、チャットインターフェイスで内容に関する質問や要約、テキストの加工などを依頼できる。

 また、インクテキストを選択してドロップダウンメニューを利用することも可能。メニューには要約やタスク(To-Do)への追加、リライトといったコマンドが用意されており、よく行う処理を手軽にAIへ任せることができる。

インクテキストを選択してドロップダウンメニューを利用

 この機能はまず、プレビュー版のWindows向け「OneNote」アプリへ展開されるとのこと。「Microsoft 365 Insider」加入ユーザーであれば、「バージョン2403」(Build 17407.17509)以降で順次体験可能となる。