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「Microsoft Teams」の会議内容を自動で「OneNote」にまとめることが可能に

4月からCurrent Channel (Preview)に展開中で、6月には一般提供へ

新しい「会議の詳細」機能

 米Microsoftは4月12日(現地時間)、「Microsoft Teams」の会議内容を自動で「OneNote」にまとめる新しい「会議の詳細」機能を発表した。4月からCurrent Channel (Preview)に展開中で、6月には一般提供される予定。

 新しい「会議の詳細」機能では、日付、説明、出席者といった情報に加えて、会議メモや録音、文字起こし、会議資料を「OneNote」上に集約できる。さらに、AIが生成した会議メモやAIが提案したタスクも含まれるため、1カ所で会議のすべての内容を把握可能だ。また、Loopコンポーネントの会議メモで、出席者と認識を統一することも容易に行える。

AIによって生成されたコンテンツも集約ページに含まれる
Loopコンポーネントの会議メモで、出席者と認識を統一することも容易

 新しい「会議の詳細」機能は、「OneNote」のリボンの[ホーム]タブにある[会議の詳細]ボタンから利用可能。スケジュールから会議を選択すれば会議内容をまとめたページを表示できる。新しい「Outlook」から会議コンテンツを「OneNote」のノートブックにエクスポートすることも可能。

新しい「Outlook」から会議コンテンツを「OneNote」のノートブックにエクスポート

 新しい「会議の詳細」機能は現在、Windows版の「OneNote」にのみ展開されており、将来的には他のプラットフォームにも拡大する予定。Windows版「OneNote」v2403 (Build 17425.10000)以降で利用できる。なお、インテリジェントな会議の概要を取得するには、Microsoft Teams Premiumライセンスが必要となる。