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「Microsoft Edge」にセキュリティ更新 ~「Chromium」と「Edge」固有の問題に対処
v126.0.2592.113への更新を
2024年7月19日 09:49
米Microsoftは7月18日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v126.0.2592.113を安定(Stable)チャネルでリリースした。9件の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。
このうち8件は「Chromium」に起因するもので、先日の「Google Chrome」アップデートでも修正されている。深刻度の評価はいずれも「High」。
- CVE-2024-6772:Inappropriate implementation in V8
- CVE-2024-6773:Type Confusion in V8
- CVE-2024-6774:Use after free in Screen Capture
- CVE-2024-6775:Use after free in Media Stream
- CVE-2024-6776:Use after free in Audio
- CVE-2024-6777:Use after free in Navigation
- CVE-2024-6778:Race in DevTools
- CVE-2024-6779:Out of bounds memory access in V8
残りの1件は「Edge」固有のスプーフィング(なりすまし)の脆弱性(CVE-2024-38156)で、深刻度は「Moderate」(警告)と評価されている。
デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。また、従来よりもわかりやすくしたアップデートインジケーターも展開中だ。