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「Microsoft Edge」にセキュリティ更新 ~「Chromium」や「Edge」独自の脆弱性に対処

v133.0.3065.69への更新を

「Microsoft Edge」v133.0.3065.69

 米Microsoftは2月14日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v133.0.3065.69を安定(Stable)チャネルでリリースした。原則週に1回実施されているセキュリティアップデートだ。

 本バージョンでは、ベースとなっている「Chromium」がv133.0.6943.99へとアップデートされ、CVE番号ベースで4件の脆弱性が修正された。

  • CVE-2025-0995:Use after free in V8
  • CVE-2025-0996:Inappropriate implementation in Browser UI
  • CVE-2025-0997:Use after free in Navigation
  • CVE-2025-0998:Out of bounds memory access in V8

 深刻度はいずれも「High」と評価されているが、悪用の報告は今のところない。

 加えて、「Edge」独自の脆弱性として以下の問題が修正されているとのこと。

  • CVE-2025-21401:Microsoft Edge (Chromium-based) Security Feature Bypass Vulnerability

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。