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「Microsoft Edge」にセキュリティ更新 ~最大深刻度「Critical」、独自の問題にも対処

v134.0.3124.83への更新を

「Microsoft Edge」v134.0.3124.83

 米Microsoftは3月21日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v134.0.3124.83を安定(Stable)チャネルでリリースした。原則週に1回実施されているセキュリティアップデートだ。

 今回のアップデートでは、ベースとなっている「Chromium」がv134.0.6998.118へとアップデートされ、CVE番号ベースで以下の1件の脆弱性が修正された。

 深刻度が最高の「Critical」と評価されており、警戒が必要だ。

 また、「Edge」独自の脆弱性として、以下の1件が修正された(執筆時現在、リリースノートでは「CVE-2025-2476」が「Edge」独自の問題としてアナウンスされているが、「CVE-2025-29806」の間違いだと思われる)。

  • CVE-2025-29806:Microsoft Edge (Chromium ベース) のリモートでコードが実行される脆弱性(Important)

 加えて、「Microsoft Edge Update Setup」で1件の問題(CVE-2025-29795、Important)が対処されているとのこと。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。