NEWS(09/09/11 17:54)
Windows 7対応を強化したデスクトップ動画キャプチャーソフト「アマレココ」v3.10
「アマレコ・ライト」も更新、ステレオミキサー非搭載のPCでも再生音を録音可能に
デスクトップ動画キャプチャーソフト「アマレココ」の最新版v3.10と、機能をDirectXを使用したゲームの録画に特化させた動画キャプチャーソフト「アマレコ・ライト」の最新版v1.03が、11日に公開された。今回の主な変更点は次期OS“Windows 7”への対応が強化されたことで、とくに録音機能の対応が大幅に改善された。
本バージョンでは、録音プラグイン「Cora Audio Capture」が新たに同梱された。本プラグインは、Windows Vista以降のOSで採用された、アプリケーションごとにボリュームを設定できる新しい音声管理システム“Windows Core Audio”に対応している。そのため、“ステレオ ミキサー”機能に対応していないPCで、再生中の音声を録音できないという従来の弱点が解消されている。
Windows 7で「アマレココ」「アマレコ・ライト」を利用する場合は、初期状態で「Cora Audio Captureプラグイン」を利用する設定になっているので、とくに追加の設定を行わなくてもそのまま音声つきで動画をキャプチャー可能。なお、Windows 7で「アマレコ・ライト」を利用する際は、別途Direct X 9.0をインストールする必要がある。また、編集部にて試用したところ、残念ながらWindows Vistaでは本プラグインを利用できないようだ。
また、より高品質な録音設定を利用可能になったほか、音ズレを解消できる“オーディオタイマー”機能を追加した。さらに、従来からの録音プラグインである「waveIn Capture」プラグインでは、ボリュームコントロールの状態を保存しておき、録音開始時にそれを復元する機能が追加された。PCをミュート状態にしていたため録音が失敗したといったミスを防ぐことができる。
「アマレココ」「アマレコ・ライト」は、いずれもWindows 2000/XPに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7でも動作を確認した。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、利用の際は同作者製の動画用コーデック「AMV ビデオ コーデック」をインストールする必要がある。本コーデックは価格1,260円などのシェアウェアとなっており、試用の際は録画データに本ソフトのロゴが挿入されるという制限があるが、試用期限は設けられていない。また、「アマレココ」で利用する場合に限り、同梱のライセンスキーにより無償で継続利用することが可能。
「アマレココ」
- 【著作権者】
- amaman 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP(編集部にてWindows 7でも動作を確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.10(09/09/11)
「アマレコ・ライト」
- 【著作権者】
- amaman 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP(編集部にてWindows 7でも動作を確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(別途「AMV ビデオ コーデック」が必要)
- 【バージョン】
- 1.03(09/09/11)