NEWS（10/06/11　10:12）

　ESTsoft Japan（株）は10日、多数の圧縮形式に対応するエクスプローラ風の圧縮・解凍ソフト「ALZip」の最新版となるv8.0を公開した。最新版の主な変更点は、圧縮されたファイルを本ソフトで開いた際に、ファイル名や特定条件によるフィルタリングでファイルを絞り込めるようになったこと。

　フィルタリングは左ペインのタブを切り替えることで行うことができ、ファイル名などを直接指定した絞り込みのほか、拡張子やファイルサイズ、更新日をプルダウンリストから選択して絞り込むことが可能。

　またエクスプローラ上で、圧縮ファイルの右クリックメニューに圧縮ファイル内のファイルをリスト表示する機能や、複数のファイルやフォルダを選択して右クリックメニューから圧縮する際に各ファイル・フォルダごとに圧縮する機能も追加された。なお、編集部にて試用したところ、設定画面の“エクスプローラ”ページで“メニュー段階式配列”チェックボックスをONにすると、右クリックメニュー関連の機能が利用できなくなる現象を確認した。

　さらに、Windows 7環境で本ソフトを利用する際に、タスクバーのアイコンで進捗状況を表示することが可能になった。そのほか本バージョンから、ソフト上に表示される広告を非表示にできる3,990円（税込み）の有償版も用意された。

　本ソフトは、Windows NT/2000/XP/Vista/7および64bit版のXP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。