NEWS(10/07/05 15:18)

WebM動画の再生が可能になりAndroid端末にも対応した「Winamp」v5.58が公開

Windows 7環境ではタスクバープレビュー上から再生・停止などを行えるように

「Winamp」v5.58「Winamp」v5.58

 米Nullsoft, Inc.は、定番のマルチメディアプレイヤー「Winamp」の最新版となるv5.58を公開した。最新版の主な変更点は、HTML5の“video”タグでの再生用動画形式に採用が見込まれているWebM形式の動画再生に対応したこと。“video”タグに対応するWebブラウザー上に表示される動画プレイヤーは、WebMファイルをダウンロードできる場合もあるため、保存したWebM動画をそのまま再生できて便利。

 また、Android端末内のメディアファイルを管理する機能も追加された。なお、編集部にて試用したところ、ソフトバンクモバイルの“HTC Desire”を接続した際は自動で端末を認識した。しかし、NTTドコモの“Xperia”を接続した際は、設定画面の“プラグイン”-“ポータブル”ページにある“Nullsoft Android デバイス Plug-in”の設定から手動で認識させる必要があった。

Android端末内のメディアファイルを管理可能Android端末内のメディアファイルを管理可能

“Nullsoft Android デバイス Plug-in”の設定“Nullsoft Android デバイス Plug-in”の設定

タスクバープレビューで再生・停止・一時停止・曲送り・曲戻しが可能タスクバープレビューで再生・停止・一時停止・曲送り・曲戻しが可能

 さらに、Windows 7環境ではタスクバーから表示されるプレビュー上で、再生・停止・一時停止・曲送り・曲戻しの操作を行えるようになった。

 本ソフトは、Windows Vista/7と同64bit版を含むWindows 2000以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Nullsoft, Inc.
【対応OS】
Windows 2000以降(Windows Vista/7/Vista x64/7 x64を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.58

(長谷川 正太郎)