NEWS(10/09/02 17:41)
“Google ビルディング メーカー”を取り込んだ「Google SketchUp」v8 英語版
本ソフト内へ“Google Earth”を呼び出せる上、地形の凹凸も取り込み可能に
米Google Inc.は1日(現地時間)、直感的な操作で「Google Earth」用の3Dモデルなどを作成できる3Dモデリングソフト「Google SketchUp」の最新英語版となるv8を公開した。最新版の主な変更点は、建築物を複数の角度から撮影した写真でワイヤーフレームの頂点を指定するだけで3Dモデルを作成できるWebアプリ“Google ビルディング メーカー”を本ソフト内で利用できるようになったこと。
“Google ビルディング メーカー”は、ツールバーの[Add New Building]ボタンから別ウィンドウで呼び出し可能。“Google ビルディング メーカー”で作成した3Dモデルは、“Google 3D ギャラリー”へ投稿するほか、直接本ソフト内に取り込める。なお、“Google ビルディング メーカー”で作成した3Dモデルの投稿や取り込みにはGoogleアカウントでのログインが必要。
また、ツールバーの[Add More Imagery]ボタンから本ソフト内へ“Google Earth”を呼び出せるようになり、“Google Earth”に表示された航空写真をすばやく取り込めるようになった。さらに、[Show Terrain]ボタンをONにすることで、地形の凹凸まで取り込むことが可能。
そのほか、裏面に隠れて見えない立体のエッジを点線で表示する機能や、3Dモデルを表示するアングルを保存できる“Scenes”パネルでアングルをサムネイルで表示する機能なども追加された。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの英語公式サイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 8.0.3117(10/09/01)