NEWS(10/09/22 17:21)
アドビ、余計な被写体を簡単に消せる「Adobe Photoshop Elements」v9.0を公開
AVCHDに関するパフォーマンスや利便性が向上した「Adobe Premiere Elements」も
アドビ システムズ(株)は21日、高機能な写真管理・レタッチソフト「Adobe Photoshop Elements」の最新版v9.0を公開した。Windows XP/Vista/7に対応する14,490円(税込み)などのシェアウェアで、30日間の試用期間中はすべての機能を利用できる。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。
「Adobe Photoshop Elements」は、デジカメ画像の管理やレタッチなどができるソフト。最新版のv9.0では、簡単に写真のシミや傷などを補正できる“スポット修正ブラシ”ツールに“コンテンツに応じる”オプションが追加され、写真に写っている余計なものをブラシで塗るだけで自然に消せるようになった。このオプションを使えば、たとえば記念写真を撮った際に写り込んででしまった関係ない人をブラシで塗りつぶすだけで、まるで居なかったように消すことが可能。
また、1枚の写真のコントラストや色調といった特色を別の写真に適用できる“Photomerge Style Match”機能も追加された。“Photomerge Style Match”機能には、あらかじめサンプルとしてプロが作成した7枚の写真が用意されているほか、自分の作成した画像の特色を別の写真へ適用することも可能。また、写真の一部にだけ特色を適用するといった細かい調整もできる。
さらに、アンディ・ウォーホル風のポップアートを作成したり、水面などに景色が反射している写真を作成するといった写真の加工を、ガイドつきで簡単に行えるようになったほか、複数の写真からパノラマ写真を合成する際に余白となってしまった部分を補完することも可能になった。
そのほか同日、動画のタイムライン編集やDVDオーサリングが可能なソフト「Adobe Premiere Elements」v9.0も公開された。最新版の主な変更点は、AVCHDに関するパフォーマンスや利便性が向上したこと。また、ノイズリダクションなどのオーディオエフェクトも追加されている。
「Adobe Premiere Elements」はWindows XP/Vista/7に対応する14,490円(税込み)などのシェアウェアで、30日間の試用期間中は作成した動画に体験版である旨が表示されるなどの制限がある。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。
「Adobe Photoshop Elements」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 14,490円(税込み)など
- 【バージョン】
- 9.0(10/09/21)
「Adobe Premiere Elements」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 14,490円(税込み)など
- 【バージョン】
- 9.0(10/09/21)