NEWS(10/10/15 16:54)

スケールに従って“ハモり”のメロディーを自動作成可能になった「Domino」v1.40

曲中に目印として付加した前後の“マーク”へショートカットキーでジャンプ可能に

「Domino」v1.40「Domino」v1.40

 効率よく入力できるように便利な機能を多数搭載したピアノロール型のMIDIシーケンサー「Domino」の最新版v1.40が、11日に公開された。最新版の主な変更点は、入力したメロディーから“ハモり”のメロディーを自動で作成できるようになったこと。

“ハモリパートの生成”ダイアログ“ハモリパートの生成”ダイアログ

 ハモりのメロディーを作成するには、まずその曲で使うスケールを[編集]メニューの[スケール]項目から設定する必要がある。あとは、ハモりたい部分のノートを選択し、[イベント]メニューから“ハモリパートの生成”ダイアログを開いて必要な設定をすればよい。

 “ハモリパートの生成”ダイアログでは、スケール上でハモりのメロディーを何度上または下へずらすかを設定することでハモりのメロディーを生成できる。また、生成したメロディーのベロシティーを元のメロディーに対する%で設定できるほか、メロディーの生成先のトラックを指定できる。

 さらに、曲中へ目印として付加しておいた前後の“マーク”へ、ショートカットキーでジャンプ可能になった。ショートカットキーで前後の“マーク”へジャンプするには、環境設定ダイアログの“ショートカットキー”画面でキーを割り当てる必要がある。また、選択したノートのベロシティーをショートカットキーで調節できるようになった。

 そのほか、SMF形式で曲を保存する際に“format0”を選択できるようになった。また、MIDIデータ内にテキストデータで歌詞を挿入できる“歌詞の流し込み”ダイアログが追加されたほか、細かい使い勝手も向上している。

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Takabo Soft
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.40(10/10/11)

(長谷川 正太郎)