NEWS(10/11/01 19:24)
“Google ビルディング メーカー”と連携する「Google SketchUp」v8の日本語版
「Google Earth」を起動せずに位置情報と航空写真を取り込み可能に
Google Inc.は1日、直感的な操作で「Google Earth」用の3Dモデルなどを作成できる3Dモデリングソフト「Google SketchUp」の最新版v8.0.3117の日本語版を公開した。最新日本語版の主な変更点は、建築物を複数の角度から撮影した写真から3Dモデルを作成できるWebアプリ“Google ビルディング メーカー”と連携して3Dモデルを作成できるようになったこと。
“Google ビルディング メーカー”は、ツールバーの[新しい建物を追加]ボタンから独自のウィンドウで呼び出せ、作成した3Dモデルを“Google ビルディング メーカー”上で保存することで、「Google SketchUp」へ取り込むことも可能。また、“Google ビルディング メーカー”上から既存の建築物を取り込むこともできる。
さらに、“Google マップ”を独自ウィンドウへ呼び出して位置情報と航空写真を取り込めるようになったほか、取り込む航空写真がカラー化された。また、地形の凹凸も含めて取り込めるようになった。
そのほか、[表示]-[エッジスタイル]メニューに[背面エッジ]項目が追加され、裏面に隠れて見えない立体のエッジを点線で表示できるようになった。また、3Dモデルを表示するアングルを保存できる“シーン”パネルで保存したアングルをサムネイルで表示する機能なども追加された。
「Google SketchUp」は、Windows XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 8.0.3117 日本語版(10/11/01)