NEWS(11/03/16 16:07)

オプティム、震災支援としてPC省電力化ソフト「Optimal Green」を期間限定無償化

パソコンの使用状況を監視・学習し、使い方に合わせて消費電力を削減

「Optimal Green」v1.10.3「Optimal Green」v1.10.3

 (株)オプティムは15日、東北地方太平洋沖地震に伴う支援策として、同社が販売しているパソコンの電力消費量を抑制できるソフト「Optimal Green」を、計画停電が予定されている2011年4月末までの期間限定で無償配布することを発表した。同ソフトはWindows XP/Vista/7および64bit版の7に対応しており、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「Optimal Green」は、Windowsの設定を自動で変更して電力消費量を抑えられるタスクトレイ常駐型ソフト。インストールすると、パソコンの使用状況を監視・学習し、使い方に合わせてディスプレイの自動電源OFF設定やWindowsの休止状態への移行設定などを自動変更可能。

 また、タスクトレイアイコンの右クリックメニューなどから表示できる“検出機器一覧”ダイアログでは、パソコンに接続されているUSB機器などの一覧リストを表示し、指定した機器の接続を切断することが可能。使っていないUSB機器を切断することで、消費電力を抑えることができるという。なお、USB機器側に電源スイッチがある場合は電源をOFFにすることが重要だ。

 さらに、本ソフトを使用しなかった場合と実際に使用した場合の電力消費量の推計値を棒グラフで比較できるほか、指定した時刻に自動でパソコンのシャットダウンまたは休止状態への移行を行う機能も備える。

“検出機器一覧”ダイアログ“検出機器一覧”ダイアログ

電力消費量の推計値を棒グラフで比較電力消費量の推計値を棒グラフで比較

【著作権者】
(株)オプティム
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト(2011年4月末まで)
【バージョン】
1.10.3

(長谷川 正太郎)