NEWS(11/04/19 13:40)

Apple、“WebKit”に関する脆弱性を修正した「iTunes」v10.2.2を公開

“iPhone”“iPad”“iPod touch”との同期に関する問題も修正

 米Apple Inc.は18日(現地時間)、メディアプレイヤー「iTunes」の最新版v10.2.2を公開した。本バージョンでは2件の脆弱性が修正されている。

 脆弱性の内容は、先日公開された「Safari」v5.0.5と同様で、どちらもレンダリングエンジン“WebKit”に関する問題となっている。同脆弱性が悪用されると、「iTunes」が強制終了したり、任意のコードを実行される恐れがあるため、早急にアップデートしておこう。

 そのほか、“iPad”との同期中に「iTunes」が応答しなくなる問題や、“iPhone”“iPad”“iPod touch”と写真を同期する際に、必要以上に時間がかかってしまう問題などが修正されている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7および64bit版のVista/7などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.2.2(11/04/18)

(加藤 達也)