NEWS（11/05/31　19:54）

　サイバーリンク（株）は31日、高機能なフォトレタッチソフト「PhotoDirector 2011」のベータ版v2.0.1730を無償公開した。Windows XP/Vista/7および64bit版のVista/7に対応しており、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。ベータ版は90日間試用可能で、製品版の発売日や価格は後日発表される。ベータ版を試用した感想を6月20日までに指定のメールアドレスへ送ると、製品版を無償で利用できる。なお、ベータ版を試用するには満18歳以上であることが必要。

　「PhotoDirector 2011」は、画像管理機能を備えRAW形式にも対応した高機能なフォトレタッチソフト。レタッチ適用前と適用後の写真を並べて比較できるほか、複数の作業を履歴として表示して戻す機能や、複数のレタッチ操作を一括で適用できる“プリセット”機能、写真の傷や汚れなどを補正するツールも備える。

　さらに、露光量・黒レベル・ハイライト・シャドウ・明度・コントラストのパラメーターによる色調補正や、ヒストグラムを利用したRGBごとのレベル補正、高性能なノイズフィルターなどを備えている。また、ブラシで塗った箇所だけに対してホワイトバランスや色調といった補正を行え、ブラシで塗る際には被写体の境目を認識し、はみ出さないように範囲を自動で調整することも可能。

　そのほか、スライドショーを作成してH.264/MPEG-4/WMV形式でエクスポートでき、スライドショーをYouTubeへ投稿することもできる。また、FlickrやFacebookで写真を共有したり、同社が運営する“DirectorZone”サービスを使って“プリセット”を共有することも可能。