NEWS（12/03/08　13:24）

　フェンリル（株）は8日、タグやアーカイブなど“Gmail”風の操作でファイルを管理できるソフト「FenrirFS」の最新正式版v2.4を公開した。本バージョンでの主な変更点は、画像の見開き表示機能を追加したこと。

　これにより、画像を全画面表示している際に、2枚の画像を横に並べて表示することが可能となった。常に画像を見開きで表示できるほか、縦長の画像が2枚並んでいる場合のみ見開き表示するといった設定も可能。

　さらに、「Susie」用プラグインを用意すれば、ZIP形式でまとめた画像ファイルなども見開きで表示できる。ZIP形式などの場合は、全画面表示時だけでなく、“Quick Preview”機能やワイドスクリーン表示のプレビューでも、画像を見開き表示することが可能だ。また、画像のスライドショー表示機能も追加された。

　機能面だけでなく、普段の使い勝手も向上している。具体的には、“Quick Preview”機能やワイドスクリーン表示のプレビューで画像を表示している際に、画像をマウスでダブルクリックすることで、全画面表示へ移行できるようになった。

　また、“ラベル”や“スマートフォルダ”を、左ペインの各項目の右クリックメニューから作成できるようになったほか、ファイルの自動振り分け設定の登録画面から新たにラベルを作成できるようになった。加えて、ファイルの自動振り分け設定を登録した際に、登録した振り分け設定を既存のファイルに対してすぐに適用できるオプションが追加されている。

　本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。