NEWS(12/03/29 10:28)
「Adobe Flash Player 11.2」「Adobe AIR 3.2」が正式公開
Windows版「Adobe Flash Player」でバックグラウンドアップデート機能が搭載
米Adobe Systems Incorporatedは27日(現地時間)、「Adobe Flash Player 11.2」および「Adobe AIR 3.2」を正式公開した。
「Adobe Flash Player 11.2」「Adobe AIR 3.2」では、2009年以降のグラフィックドライバーがインストールされた環境でないとハードウェアアクセラレーションが有効にならないという制限が緩和され、2008年以降のグラフィックドライバーであれば、一部の例外を除きハードウェアアクセラレーションが利用可能になった。これにより、古いGPUでも“Stage 3D”や“Stage Video”といったGPUアクセラレーション技術の恩恵を受けることができる。
そのほか、ビデオのデコード処理がすべてマルチスレッド化され、パフォーマンスが全体的に向上した。マウス関連のAPIの強化や、“スロットルイベント(ThrottleEvent)”の追加、モバイル版「Adobe AIR」における“Stage 3D”のサポートなども重要な変更と言える。
また、Windows版「Adobe Flash Player」ではバックグラウンドアップデート機能が搭載。定期的に提供されるセキュリティ更新を自動的にダウンロード・インストール可能になった。従来のように更新の通知のみを受け取るようにすることもできる。
「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」は、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7などに対応するフリーソフトで、「Adobe Flash Player」には64bit版も用意されている。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
「Adobe Flash Player」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.2.202.228(12/03/28)
「Adobe AIR」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.2.0.2070(12/03/28)