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「Google Chrome」にセキュリティアップデート ~WebAudioに解放後メモリ利用の問題

Windows環境にはv136.0.7103.92/.93が展開中

「Google Chrome」にアップデート。Windows環境にv136.0.7103.92/.93が展開中

 米Googleは5月6日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。現在、Windows/Mac環境にv136.0.7103.92/.93が、Linux環境にv136.0.7103.92が展開中だ。

 本リリースは、原則週に1回実施されているセキュリティアップデート。今回は2件の脆弱性が修正されている。CVE番号が公開されているのは、以下の1件。

  • CVE-2025-4372:Use after free in WebAudio

 深刻度の評価は、4段階中上から3番目の「Medium」。加えて。内部監査やファジングで見つかったさまざまな修正も含まれているという。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。