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「Microsoft Edge」v136.0.3240.64、「Microsoft エディター」が機能しない問題を修正

「Chromium」の更新で脆弱性にも対処

「Microsoft Edge」v136.0.3240.64

 米Microsoftは5月8日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v136.0.3240.64を安定(Stable)チャネルでリリースした。AIを活用した文章作成アシスタントサービス「Microsoft エディター」が機能せず、スペルミスのある単語の候補が表示されない問題が修正された。

 また、「Chromium」がv136.0.7103.93へ更新された。このバージョンでは、CVE番号ベースで以下の1件の脆弱性が修正されている。

  • CVE-2025-4372:Use after free in WebAudio
「Chromium」のバージョンがv136.0.7103.93へ

 深刻度の評価は、4段階中上から3番目の「Medium」。一般的にこのタイプの脆弱性はプログラムの異常終了や任意コードの実行につながる可能性がある。できるだけ早めの対処をお勧めする。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。