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Microsoft、ゼロデイ脆弱性に対処した「Edge」v136.0.3240.76をリリース
すぐにアップデートを
2025年5月16日 08:58
米Microsoftは5月17日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v136.0.3240.76を安定(Stable)チャネルでリリースした。原則週に1回実施されているセキュリティアップデートで、「Chromium」の脆弱性修正(v136.0.7103.113)が含まれている。
- CVE-2025-4664:Insufficient policy enforcement in Loader
- CVE-2025-4609:Incorrect handle provided in unspecified circumstances in Mojo
なかでも「CVE-2025-4664」はすでにエクスプロイト(攻撃)が存在するとの報告があり、警戒が必要。「OAuth」フローでアカウント乗っ取りに悪用できる可能性が指摘されている。深刻度の評価は、いずれも4段階中上から2番目の「High」。
デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。