やじうまの杜
管理者権限で使うのは危ないよ! 「Edge」の警告機能が「Chrome」にも導入へ?
4年越しの再提案が今度こそ受け入れられそう
2025年5月20日 15:11
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
「Microsoft Edge」には、管理者権限で実行されていると警告し、標準ユーザーの権限で起動しなおしてくれる機能があるとのこと(2019年4月ごろからあるようですが、編集部未確認)。
今時わざわざ「Edge」を管理者権限で動かす人はあまりいないと思いますが、管理者権限のアプリからリンクを開くなどして、知らないうちに「Edge」が管理者権限を引き継いでしまう可能性はなくもない。そうなると、ダウンロードした怪しいアプリがUACなしでそのまま実行されちゃったり……などなど、システム全体がやられてしまうおそれもあって、大変危険です。セキュリティリスクを最小限に抑えるためにも必要な機能といえるでしょう。
この機能は4年前にも「Chromium」へ統合することが提案されたそうですが、そのときは残念ながらお流れになってしまったとのこと。しかし、最近また提案されたところ、今度こそ無事採用されそうな感じだとか。
Microsoft Edge detects when it has been launched with administrative privileges and, to minimize security risks, relaunches itself with standard user permissions, well, Microsoft is (once again) trying to incorporate this functionality into Chrome 👇https://t.co/af7ulXa5J6
— Leopeva64 (@Leopeva64)May 12, 2025
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大きな問題がなければ、「Google Chrome」をはじめとする「Chromium」ブラウザーにも採用され、セキュリティ向上につながるはずです。