NEWS(12/05/30 14:36)
Microsoft、Windows Phoneで360度パノラマ写真を作成できる「Photosynth」を公開
共有サービス“Photosynth.net”を利用してFacebookやTwitterで共有することも
米Microsoft Corporationは29日(現地時間)、Windows Phone端末で360度パノラマ写真が簡単に作成できるアプリ「Photosynth」を公開した。Windows Phone 7.5以降に対応するフリーソフトで、現在“Windows Phone Marketplace”からダウンロードできる。
“Photosynth”とは、Microsoftの研究機関であるMicrosoft Researchが開発したパノラマ写真の3D合成・表示技術。同じ場所からさまざまな方向を撮影した複数の写真を繋ぎ合わせ、水平方向のみならず、垂直方向も含めた“360度”対応のパノラマ写真が簡単に作成できる。閲覧時にはフリック操作などで上下左右好きな方向へスクロール可能で、まるでその場にいるかのような臨場感が楽しめる。
今回公開されたアプリは、その“Photosynth”技術を利用した360度パノラマ写真をWindows Phone端末で簡単に作成するためのソフト。“capture”画面で“tap to start”をタップすると、パノラマ写真を合成するための写真撮影が始まる。あとは立ち位置を変えず、端末を360度さまざまな向きへかざしながら撮影を進めていこう。カメラのフレームが緑表示の場合は自動で撮影・合成が可能で、黄色の場合は手動で撮影きることを意味する。赤表示の場合は撮影・合成が不可能なので、端末の向きを工夫しよう。
撮影が終了すると合成処理が開始され、パノラマ写真が“library”へ保存される。保存されたパノラマ写真はその場で開いて楽しめるほか、無償の専用共有サービス“Photosynth.net”を利用してFacebookやTwitterで共有することが可能だ。
また“feature”画面では、“Photosynth.net”で共有されている良質なパノラマ写真を閲覧可能。世界中の景色や建物を360度、実際に直接目にしてきたかのように楽しめる。
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows Phone 7.5以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.0(12/05/29)