NEWS(12/07/17 13:13)
「Adobe Flash Player 11.4」「Adobe AIR 3.4」ベータ版が公開
ワーカースレッドによる並列処理をサポート
米Adobe Systems Incorporatedは16日(現地時間)、「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」の次期バージョン「Adobe Flash Player 11.4」「Adobe AIR 3.4」のベータ版を公開した。現在、同社のラボサイト“Adobe Labs”からダウンロードできる。
「Adobe Flash Player 11.4」では、“ActionScript Workers”を利用した並列処理がサポートされた。バックグランドで動作するワーカースレッドへ時間のかかる複雑な処理を委譲することにより、ユーザーインターフェイスの応答性を改善することができる。
また、“Stage3D”で“constrained mode”が利用できるようになった。“Context3D”に“constrained profile”と呼ばれる新しいパラメーターを追加することで、Intel GMAをはじめとするより多くのGPUで、ハードウェアアクセラレーションを利用した“Stage3D”コンテンツの再生が可能となる。
一方「Adobe AIR 3.4」では、「Adobe Flash Player 11.4」の新機能に加え、iOS 5.1 SDKへの対応、“Native Extensions”におけるC++/Objective-Cの例外サポート、iOSのプッシュ通知への対応などが新たに追加された。また、「iTunes」や構成ユーティリティを使用せずにiOSへ「Adobe AIR」アプリケーションをデプロイできるようになった。
なお、「Adobe Flash Player 11.4」および「Adobe AIR 3.4」の正式版は、2012年の後半にリリースされる予定。
「Adobe Flash Player」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- Beta 1 11.4.400.231(12/07/16)
「Adobe AIR」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7など(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- Beta 1 3.4.0.2200(12/07/16)