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Mozilla、「Firefox 19」のベータ版を公開

ロケーションバーで利用する検索エンジンの意図しない変更を復元する機能などを搭載

「Firefox」v19.0b1

 Mozillaは10日、「Firefox」の次期バージョン「Firefox 19」のベータ版を公開した。64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、Mac OS X/Linux版も用意されている。現在、Mozillaのプレビュー版公開ページからダウンロード可能。

 「Firefox 19」では、ロケーションバーで利用される検索エンジンが変更された場合、その変更を維持するかどうか尋ねるようになった。サードパーティー製ソフトをインストールしたときに意図せず検索エンジンが変更されてしまっても、ワンクリックで元へ戻すことができる。

 また、「Firefox 15」ベータ版から実験的に搭載されていた内蔵PDFビューワーに関しても、正式版への搭載に向けて前進がみられる。編集部にて確認したところ、「Adobe Acrobat」プラグインなどがインストール済みの環境でも内蔵PDFビューワーが優先して利用されるようになっているようだ。

 そのほかにも、さらなる起動速度の向上やWeb標準技術への対応が図られている。

ロケーションバーで利用される検索エンジンが変更された場合、その変更を維持するかどうか尋ねるように
JavaScriptで実装された内蔵のPDFビューワー

ソフトウェア情報

「Firefox」Windows向けベータ版
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
19.0b1(13/01/10)

(柳 英俊)