ニュース
Mac OS X環境で人気のGUI“Git”クライアント「SourceTree」のWindows版が一般公開
“Mercurial”“git-flow”のサポートも計画
(2013/3/21 16:51)
豪Atlassianは19日(現地時間)、“Git”のGUIクライアント「SourceTree」のWindows版「SourceTree for Windows」を一般公開した。本ソフトはベータ版として公開されており、抽選で一部ユーザー向けに先行提供されていた。
「SourceTree」は、Mac OS X環境で人気の分散型バージョン管理システム(DVCS)クライアント。Mac OS X版は“Git”と“Mercurial”に対応しており、初心者にとっても扱いやすい洗練されたGUIを備える。
また、同社が提供するクラウド型のDVCSサービス“Bitbucket”やオンプレミス型(自分で設置・管理するタイプ)のDVCSサービス“Stash”と連携する機能なども備える。
Windows環境にもGUIを備えるDVCSクライアントはいくつか存在するが、「SourceTree」ほどは洗練されておらず、Windows版が待ち望まれていた。現在のところ“Git”のみに対応しているが、将来バージョンでは“Mercurial”のサポートも計画されている。また、“git-flow”への対応も予定されている。
「SourceTree for Windows」はWindows 7以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8で動作を確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「SourceTree for Windows」
- 【著作権者】
- Atlassian
- 【対応OS】
- Windows 7以降(編集部にてWindows 8で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.9.0.2(13/03/19)