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Windows 8/RTに標準搭載されているアプリ「メール」に脆弱性

修正が施された最新版が“Windows ストア”ですでに配信されており、アップデート可能

 米Microsoft Corporationは26日(現地時間)、Windows 8/RTに標準搭載されているアプリ「メール」(Windows モダン メール)に脆弱性が存在することを明らかにした。修正が施された最新版が“Windows ストア”ですでに配信されており、アップデートすることが可能。

 同社のセキュリティアドバイザリ(2819682)によると、「メール」には“なりすまし(spoofing)”の脆弱性が存在し、悪意あるWebサイトへのリンクをそのほかのWebサイトへのリンクへ見せかけることができるという。同社ではできるだけ早期のアップデートを推奨している。

 なお、Windows ストアアプリをアップデートするには「ストア」アプリの画面右上に現れる“更新プログラム”のリンクをクリックすればよい。「メール」アプリは「メール、カレンダー、People、メッセージング」アプリの一部として配信されている。

 もしこのリンクが表示されない場合は、アップデートの確認を強制的に行うことも可能。[設定]チャームにある[アプリの更新]メニューを選んで“アプリの更新プログラム”画面を表示し、[更新プログラムを確認する]ボタンを選択すればよい。

「ストア」アプリの画面右上に現れる“更新プログラム”のリンクをクリックしてアプリを更新しよう
更新リンクが常時されない場合は、強制アップデートすることも可能。
[設定]チャームにある[アプリの更新]メニューを選択
“アプリの更新プログラム”画面で[更新プログラムを確認する]ボタンを選択

(柳 英俊)