Microsoft、「Windows 8.1 用 Windows Help プログラム」を無償公開

「Windows 8.1 用 Windows Help プログラム」（KB917607）

　米Microsoft Corporationは5日（現地時間）、Windows 8.1でHLP形式のヘルプファイルを参照可能にする更新プログラム「Windows 8.1 用 Windows Help プログラム」（KB917607）を公開した。現在、同社のダウンロードセンターから32bit版と64bit版が無償でダウンロードできる。

　HLP形式のヘルプファイルはWindows 3.1からOS標準のヘルプファイル形式として親しまれてきたが、今ではすでに時代遅れの古いファイル形式となっており、メンテナンスもされていない。ビューワーソフト「Windows ヘルプ」（WinHlp32.exe）もWindows Vista以降のOSには含まれていない。

　しかし、長らく標準フォーマットとして利用されてきた関係で、いまだビューワーが必要とされる場面も少なくない。そんな場合は、本更新プログラムを適用しよう。システムに「Windows ヘルプ」を追加することができる。この更新プログラムはWindows Vista以降の歴代OSにオプションとして提供されている。