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Adobe、「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」の月例セキュリティアップデートを公開
メモリ破壊の脆弱性を2件修正
(2013/11/13 11:08)
米Adobe Systems Incorporatedは12日(現地時間)、「Adobe Flash Player」および「Adobe AIR」の月例セキュリティアップデートを公開した。現在、最新版が同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。すでにインストールされている場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB13-26)によると、今回の月例アップデートでは任意コードの実行を許す恐れのあるメモリ破壊の脆弱性が2件修正されている(CVE-2013-5329、CVE-2013-5330)。
これらの脆弱性の深刻度は“Critical”(4段階中最高)で、すべてのプラットフォームに影響する。更新プログラムの適用優先度は「Adobe Flash Player 11.7」「Adobe Flash Player 11.9」(Windows/Mac OS X版)でもっとも高い“1”、それ以外は比較的緊急性の低い“3”。それぞれ以下の最新版への更新が推奨されている。
- 「Adobe Flash Player 11.9」(WindowsおよびMac OS X):v11.9.900.152
- 「Adobe Flash Player 11.7」(WindowsおよびMac OS X):v11.7.700.252
- 「Adobe Flash Player 11.2」(Linux):v11.2.202.327
- 「Adobe AIR 3.8」:v3.9.0.1210
なお、「Internet Explorer 10」「Internet Explorer 11」用の「Adobe Flash Player」最新版v11.9.900.152は、“Windows Update”を通じて提供される。「Google Chrome」用の「Adobe Flash Player」は、同日公開された「Google Chrome」の最新安定版v31.0.1650.48に同梱されている。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.9.900.152(13/11/12)
- 「Adobe AIR」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.9.0.1210(13/11/12)