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顔認証でWindowsへログオンできるフリーソフト「KeyLemon」日本語版が公開

ログオン画面でパスワードを入力する代わりに、USBカメラに映った顔でログオン

「KeyLemon」v2.7.3
初回起動時に表示されるウィザード

 KeyLemon S.A.(日本総代理店 (株)エクサゴン)は16日、顔認証でWindowsへログオンできるソフト「KeyLemon」の日本語版を公開した。Windows Vista/7/8/8.1に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 「KeyLemon」は、USBカメラなどで撮影した顔でWindowsへログオンできるようにするソフト。初回起動時に表示されるウィザードに従って自分の顔を撮影するとともにWindowsのログオンパスワードを入力しておくと、以後はログイン画面で自分の顔をUSBカメラに映すだけでログオンが行えるようになる。

 初回起動時に表示されるウィザードの顔写真を撮影する画面では、顔を認識すると四角い枠が追従するほか、認識に適切な状態であるかをゲージで確認しながら写真を撮影可能。また、撮影ボタンとなる[顔写真の調整]ボタンを押すと写真が連続して撮影され、その中から好きなものを選ぶことができる。

 編集部にてWindows 7で試用したところ、本ソフトのインストール後にはWindowsのログオン画面のユーザーアイコンの上へ表示されたウィンドウへUSBカメラに写った映像がプレビューされ、撮影状況がよければ一瞬で認証が完了してログオンが可能だった。また、編集部にてWindows 8.1で試用したところ、専用のログオン画面が表示され、同様に顔認証でのログオンができた。

 さらに、日々の顔の変化に対応するため、ログオンするたびにその写真を保存して次回のログオン時に利用する機能も備える。

 そのほか、3,980円(税抜き)のライセンスキーを入力すると上位版の「KeyLemon Gold」として利用可能。「KeyLemon Gold」では、離席すると自動でパソコンをロックする機能や不正にログオンしようとした際の写真を保存しておく機能、写真などを使って顔を偽装したログオンの対策機能などを利用可能。職場など重要な情報が保存されているパソコンでは有償版を利用した方がよいだろう。

ソフトウェア情報

「KeyLemon」
【著作権者】
KeyLemon S.A.
【対応OS】
Windows Vista/7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.7.3(14/04/16)

(長谷川 正太郎)