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「ストア」をアップデートする更新プログラムがWindows 8.1/Server 2012 R2向けに公開

画面デザインを刷新、“ユニバーサルアプリ”のインジケーターアイコンが追加される

更新プログラム「KB2956575」で更新された「ストア」

 米Microsoft Corporationは13日(現地時間)、Windows RT 8.1/8.1/Server 2012 R2向けの更新プログラム「KB2956575」を公開した。現在、“Windows Update”経由でインストールするほか、同社のダウンロードセンターからダウンロード可能。本更新プログラムをインストールすると、「ストア」を最新のものへアップデートすることができる。

 新しい「ストア」ではアプリバーによるナビゲーションが廃止され、画面上部にナビゲーションバーが常に表示されるようになった。このナビゲーションバーを利用すると、“トップチャート”“カテゴリ”“コレクション”“アカウント”といった画面へすばやくアクセスすることが可能。“コレクション”とは今回初めて追加された要素で、さまざまな利用シーンに合わせてお勧めのアプリをピックアップしたものだ。また、“売上”や“評価”の高いアプリの上位がメイン画面に掲載されるようになるなど、新しいアプリと出会えるチャンスが広がっている。

“ユニバーサルアプリ”のバッジ

 また、“ユニバーサルアプリ”のインジケーターアイコン(バッジ)が追加されたのも今回のアップデートの目玉。このバッジがついたアプリはWindows 8.x端末とWindows Phone 8.1端末の両方に対応していることを示し、一度購入すれば両方の端末で利用できるようになる。

 さらに、期間限定のディスカウント販売にも対応。プロモーション価格で値引き販売されているアプリには、定価とともに赤字で値引き後の価格と値引き率が表示されるようになる。開発者は新しいリリースを提出することなく、デベロッパーセンターで簡単に期間限定のプロモーション価格を設定することが可能。プロモーション期間が過ぎると、アプリの価格は自動的に元の値段へ戻る。

(柳 英俊)