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「片道勇者」がスパイク・チュンソフトの手によりコンシューマ化、ティザーサイトが公開
SmokingWOLF氏による強制横スクロールRPGがPlayStaion 4/Vitaでリメイク
(2015/3/30 17:54)
(株)スパイク・チュンソフトは30日、PlayStaion 4/Vita用の強制横スクロールRPG「不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ」のティザーサイトを公開した。
本作のもとになっているのは、SmokingWOLF氏開発によるWindows向けフリーゲーム「片道勇者」。ローグライクRPGに、画面が強制的に右側へスクロールし、画面左側から迫る“闇”に飲まれるとゲームオーバーという要素を加え、制限の中で最善手を探っていくローグライクRPGの楽しさを際立たせた作品となっている。2012年のリリース以降人気作となっており、現在は有償の強化版「片道勇者プラス」もアーリーアクセス(有償ベータ)版として発売中だ。
ティザーサイトや同サイトに掲載されているティザームービーを見る限り、「振リ返リマセン勝ツマデハ」は「片道勇者」をベースとしつつも、プレイヤーを追い掛けてくるものが“絶望の光”となるなど、世界観は一新されているようだ。一方で、アイテム名やスキル名、マップの雰囲気など、原作のテイストを感じさせる部分も多く見受けられる。
「振リ返リマセン勝ツマデハ」の発売は2015年夏予定。一方、SmokingWOLF氏によると「片道勇者プラス」の正式版への昇格もまもなくとのこと。オリジナルの「片道勇者」から、原作者自身による強化版と、日本におけるローグライクRPGの老舗とも言える“不思議のダンジョン”シリーズのスパイク・チュンソフトによるリメイクという別々の進化を辿ることになった本作、それぞれをプレイし比べてみるのも面白いかもしれない。