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メディアプレイヤー「QuickTime」v7.7.8、CVE番号ベースで9件の脆弱性を修正
悪意ある細工が施されたファイルを開くと任意のコードが実行されてしまう恐れ
(2015/8/21 14:44)
米Apple Inc.は20日(現地時間)、メディアプレイヤー「QuickTime」の最新版v7.7.8を公開した。本バージョンはセキュリティアップデートとなっており、CVE番号ベースで9件の脆弱性が修正されている。
同社のセキュリティ情報によると、「QuickTime」にはメモリ破損の脆弱性が複数存在し、悪意ある細工が施されたメディアファイルを開くと、アプリケーションを不正終了させられたり、任意のコードが実行されてしまう恐れがあるという。これらの脆弱性の影響を受けるOSは、Windows Vista/7とされている。
「QuickTime」はWindows Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。ファイルの保存や編集といった機能を利用するためには、アクティベーションキーを購入して「QuickTime 7 Pro」へアップグレードする必要がある。アクティベーションキーの価格は3,333円(税抜き)。
ソフトウェア情報
- 「QuickTime」
- 【著作権者】
- Apple Inc.
- 【対応OS】
- Windows Vista/7(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 7.7.8(15/08/20)